食材の教室

トマトのお話

(tomato)

【プロフィール】 profile
ナス科トマト属。原産地はペルー、アンデス山脈、メキシコ。
日本では生食用が圧倒的ですが、世界中では加熱用トマトも店頭に多くならびます。
うまみ成分グルタミン酸を多く含んでいて、煮込み料理に使うとダシになります。
最近では、黄色、オレンジ、緑色、黒色と様々な色やデラウエアブドウのような小さいかわいいものまであり、見た目でも楽しませてくれます。

 

【栄養について】 nutrition
独特の酸味は胃を適度に刺激して、胃液の分泌をうながします。クエン酸が肉の脂っぽさを消して、美味しくしてくれます。ビタミンCは細胞をつなぐコラーゲンを作り、血管を丈夫に保ち、ビタミンB6は脂質の新陳代謝を活発にします。毛細血管を丈夫にするルチンも含んでいます。赤い色素はリコピンで、最近の研究では、発がんの予防や動脈硬化の予防に有効に働くといわれています。


【見分け方】
全体に丸く、かたくしまっているもの。丸みがあって、赤くツヤのあるもの。ヘタが緑色で、生き生きしているもの。ヘタがしおれているものは避けましょう。ヘタの周辺がひび割れているものも避けましょう。花落ちの部分に星状の線があるものはおいしい目印ですよ。

 

【保存方法】
ビニール袋かラップをして、冷蔵庫の野菜室で保存。大量に入手した時は、冷凍庫で保存もできます。食べる時は、皮をむいて刻んでスープや見込み料理などに。少し青めのトマトは、常温の置いておくと自然に熟します。

 

【山口晴子のオススメ】
栃木県産 カクテルトマト(第44回農林水産祭 内閣総理大臣賞受賞)

 

<コメント>
冷やしてそのままで食べてもおいしいフルーツトマトですが、煮込み料理に使うと味に深みが増します。