食材の教室

アスパラガスのお話

(asparagus)

【プロフィール】 profile
ユリ科クサスギカズラ属。原産地は南ヨーロッパからロシア南部。
多年生植物(経済的栽培期間10~15年)で、枝葉が出る前の若い芽を食用にします。根株を植えてから2~3年くらいたって収穫しますが、その間、肥料をたっぷり必要とし、翌年のため、収穫は80~90%ほどでとどめなければならないなど、栽培に時間と手間がかかります。
よく見かけるグリーンのもの、土をかぶせ遮光して育てるホワイトアスパラガス、アントシアニンを含む紫アスパラガス、10cmほどのミニアスパラガス。ヨーロッパで春先の一時期だけ出回る山菜のようなアスパラソバージュは、属が異なる植物です。

 

【栄養について】 nutrition
緑黄色野菜に多い栄養素カロテン他、アミノ酸やタンパク質の代謝に関与する葉酸を多く含みます。アスパラギン酸は新陳代謝を促し、疲労回復やスタミナ増強にもパワーを発揮します。ビタミンB群は血行を良くし、肩こりやしもやけ、冷え性を予防するビタミンEも含んでいます。穂先に含まれるルチンは毛細血管を丈夫にし、血圧を下げる働きがあります。

 

【見分け方】
穂先がピンとしていて、穂がしっかりしまっていて、グリーンの色が鮮やかなもの。茎の太さが一定のもの、細いものは繊維が多いです。茎が丸いものがよく、いびつなものは成長段階で水分が不足したものです。握った時にしっかりとハリがあり、切り口がみずみずしいものを選びましょう。

 

【保存方法】
とにかく鮮度が落ちやすいので、購入したらすぐに茹でましょう。茹でずに保存する時は、根元を湿らせたクッキングペーパーで包み、ビニール袋に入れて立てて冷蔵庫へ入れましょう。さっとかために茹でて、粗熱を取って、ラップやフリージングパックに入れて冷凍もできますよ。
 
【山口晴子のオススメ】
グリーンアスパラガスの根元のほう

 

<コメント>
根もとのかたい部分は切り落とし、ピーラーで皮をむいて熱湯で茹でていただきます。

穂先と味を食べ比べると甘味がありますよ。
マヨネーズを付ける、半熟の目玉焼きをソースにして絡めてシンプルに食べます。